マニュアル

　外国に比べると、日本はマニュアルに対する評価が低い。
　マニュアル人間と言えば、指示された事を指示通りにしかやれない人という意味で使われているし、マニュアルを作ることに対して社内で抵抗する人も多い。
　一方、海外では多くの人種・宗教・考え方の違いを持った人が同じ職場でスムーズに業務を行うためには、マニュアルは必須になっている。日本人がよく使う「あうんの呼吸」などは期待できないのである。
　私はマニュアル全面賛成派ではないが、会社内での最低の統一ルールをお互いに認識するためにマニュアルは必要なものであると考えている。
　一方で、マニュアルに何でもかんでも盛り込むのは不可能であるため、マニュアルに載っていない事象に対してどのように考え、行動するかについて日々社内外で研鑽していくことがより大事であると感じている。

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